
「キュービクル」とは、工場やビル、商業施設などで使用される高圧受電設備の一種で、変圧器や遮断器などをコンパクトに収納した箱型の装置です。正式には「キュービクル式高圧受電設備」と呼ばれ、高圧の電気を安全に受けて、施設内に適切な電圧で電力を供給するための非常に重要な設備です。
新設の施設だけでなく、既存設備の更新や事業拡大に伴う増設など、さまざまな場面でキュービクルの導入は必要となります。しかし、近年は電材価格や原材料費の高騰により、新品のキュービクルはコスト面で大きな負担となることもしばしば。
そこで注目されているのが「中古キュービクル」の導入です。今回は、中古キュービクルを選ぶメリットや注意点、そして信頼できる販売業者について詳しくご紹介します。
中古キュービクルの最大のメリットは、何と言ってもその「価格」です。新品と比べると、同等スペックの設備でも30~70%ほど安価に導入できる場合があります。特に、初期投資を抑えたい中小企業や、仮設現場、短期プロジェクトなどではコストパフォーマンスの高い選択肢として非常に魅力的です。
新品のキュービクルは、注文から納品までに数ヶ月を要するケースもあります。しかし中古品であれば、既に整備・在庫されているものを選べば、最短で数日~数週間で納入が可能です。急ぎの案件や予期せぬ故障対応にも非常に有効です。
信頼できる中古設備の業者では、入荷後の動作確認、整備、必要に応じた改造や塗装などを行っており、使用環境に応じたセッティングが可能です。「中古だから選択肢が少ない」という心配は不要です。
「中古品=品質が悪い」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。適切に整備・検査を行った中古キュービクルは、安全性・信頼性ともに新品と遜色ありません。
特に、電気設備のプロである業者が点検・メンテナンスを行っている場合、以下のような対応がされています:
このような整備がなされていれば、安心して長期にわたって使用することができます。
中古キュービクルの購入を検討する際に重要なのが「どこから購入するか」です。単に価格の安さだけで選ぶと、後々のトラブルや再整備にかかる費用が増えてしまうことも。
その点、山電の中古キュービクルは、長年にわたる電気設備の施工・販売実績と確かな品質管理で、業界内外から高い信頼を得ています。
山電の公式サイトでは、中古キュービクルの在庫情報も随時更新されており、画像付きで仕様がわかりやすく掲載されています(例:製造年、容量、寸法、価格など)。
中古とはいえ、高圧機器である以上は安全管理が非常に重要です。導入前には以下の点をチェックしておきましょう。
導入予定施設の電力需要に見合った容量であるか確認します。
電気事業法や電気保安協会の指導に従った設計・書類提出が必要です。中古設備であっても、保安協会の審査に通る必要があります。
屋外設置か屋内設置か、気温や湿度、塩害地域かどうかなど、設置環境に応じた対応が必要です。
設置後の点検・保守をどう行うか、委託先を確保しておくことも重要です。
中古キュービクルは、「低コスト・短納期・高品質」を実現できる、非常に現実的な選択肢です。特に予算を抑えたいプロジェクトや、緊急対応を求められるケースでは、柔軟性と経済性を両立できる中古設備のメリットは計り知れません。
ただし、安全面・法的面をクリアするには、信頼できる業者選びがカギとなります。今回ご紹介した山電のように、経験豊富で整備・書類対応まで一括して行える業者を選ぶことで、安心して導入が進められるでしょう。
キュービクル導入でお悩みの方は、ぜひ一度、中古品の選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?