


工場やビル、商業施設などで高圧受電設備として使われるキュービクル。
新品を導入すると数百万円から1,000万円を超えることもあり、コスト面から「中古キュービクルを検討したい」という企業も増えています。
しかし、「中古で大丈夫なの?」「どんな点に注意すればいい?」と不安に思う方も多いでしょう。
この記事では、専門知識がなくても理解できるように、中古キュービクル導入のメリット・デメリット、そして失敗しない選び方のポイントをわかりやすく解説します。
キュービクルとは、高圧で受電した電気を施設で使える電圧(低圧)に変換する設備を一体化した装置です。
変圧器(トランス)、遮断器、避雷器、計器類などが金属製の箱の中にまとめられており、安全性と管理性を両立しています。
高圧受電を行う施設では、電力会社との契約上、このキュービクルが必要になります。
中古キュービクルの最大の魅力は導入コストの安さです。
新品の半額以下で購入できるケースも多く、設置費用を含めても大幅なコストダウンが可能です。
中小企業や工場の拡張、事務所移転など、初期費用を抑えたい場合に大きなメリットとなります。
新品の場合、メーカーへの発注から納品まで1〜3か月ほどかかることがありますが、
中古であれば在庫があるため、すぐに導入できるケースがほとんどです。
「急ぎで電源設備を整えたい」「既設のキュービクルが故障して交換が必要」といった緊急対応にも適しています。
中古品を再利用することで、資源の再活用・廃棄物削減につながります。
SDGsの観点からも評価されており、環境配慮型経営を掲げる企業にもマッチします。
キュービクルの寿命はおおよそ20〜25年といわれています。
中古の場合、製造から10年以上経過していることも多く、
絶縁性能の低下や部品の摩耗、錆などの劣化が見られることがあります。
信頼できる業者から整備・点検済みの機器を選ぶことが重要です。
古い型式だと、すでにメーカーが補修部品の供給を終了している場合もあります。
万一のトラブル時に修理が難しく、結局買い替えが必要になることもあるため、
部品供給可能なモデルかどうかを事前に確認しましょう。
中古キュービクルの導入や移設には、電気主任技術者の立会いや確認が必要です。
設置後に絶縁抵抗や接地抵抗の測定を行い、安全が確保されていることを確認します。
専門業者と連携して進めることで、法令違反を防ぐことができます。
ここからは、専門知識がなくても押さえておきたい選定のポイントを解説します。
製造から15年以内のものが理想です。
20年以上経過しているものは、たとえ見た目がきれいでも内部の絶縁劣化が進んでいる可能性があります。
可能であれば、メーカーラベルや銘板で製造年を確認しましょう。
信頼できる中古業者では、整備記録や試験成績書を添付して販売しています。
「点検済み」「試験合格済み」の記載があるものを選ぶことで、後々のトラブルを防げます。
屋外設置か屋内設置かによって、必要な防水・防塵性能が異なります。
屋外用は耐候性塗装・防錆対策が施されたものを選びましょう。
また、設置場所のスペース・搬入経路・基礎条件も必ず確認してください。
中古だからといって、どんな施設にも流用できるわけではありません。
契約電力や受電電圧に合った定格容量・変圧器容量のキュービクルを選ぶ必要があります。
電気工事会社や保守管理者と相談しながら、仕様を確認しておきましょう。
中古とはいえ、保証期間やアフターサービスを設けている販売店もあります。
万一の初期不良や動作不具合に備えて、保証付きの商品を選ぶのが安心です。
①中古キュービクルの選定・見積もり依頼
→ 業者に希望条件(容量・屋内外・納期など)を伝えます。
②現地調査・設置計画の確認
→ 設置場所や搬入経路を確認し、必要な基礎工事を決定。
③施工・電気接続工事
→ 電気工事士の資格を持つ専門業者が担当します。
④試験・検査・受電開始
→ 電気主任技術者が絶縁試験や耐圧試験を実施。
問題がなければ受電開始となります。
中古キュービクルは、販売業者によって品質や対応が大きく異なります。
選ぶ際は、以下のような点を確認しましょう。
こうした条件を満たす業者を選べば、専門知識がなくても安心して導入できます。
中古キュービクルは、コスト削減・納期短縮・環境配慮という大きなメリットがあります。
一方で、劣化や部品供給のリスクもあるため、業者選びと点検記録の確認が重要です。
これらを意識すれば、専門知識がなくても安全で経済的な中古キュービクル導入が実現できます。
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